丸野コラム
 裏社会ライター・丸野裕行の『京都夜本上陸大作戦!』
『第4回』連載開始!精神的勃起度120%のもっこり脱法コラム!

●レイプの真実【被災地は絶好の“狩場”】震災レイプ団


被災地は絶好の“狩場”だった―
阪神大震災の瓦礫の下で犯される女たち!【震災レイプ団の鬼畜』

取材&文/山八太一郎 フリーランスライター

全国各地でいつ何時起こってしまうかわからない、今そこにある危機―大地震。
地震大国・ニッポンを震度6~7レベルの大地震が襲い、犠牲者は数十万人、都市機能は麻痺。
警察や消防、救急など何の役にも立たなくなってしまう状況下、略奪や暴行などの犯罪が蔓延ることは想像しがたくない。

もちろん、3.11のことは忘れることはできないだろう。

これは、6434人の犠牲者を出した阪神・淡路大震災発生時に実際に女性たちを襲いに襲いまくったレイプ団の話である。

彼らは、どのように獲物を物色したのか、どのような手口で女性たちを誘い込んだのか、その手口を本人に語ってもらった。

取材に応じてくれたのは、高木広志(仮名、36才)。現在、大阪の食品加工会社に勤める彼は、当時のことを臆面もなく振り返る。

「警察機能も麻痺してたから、泣き寝入りせざるを得へんかったんちゃうかなぁ。あのドサクサの中やし、まぁ堪忍してほしいねぇ。昔のことやから…」
自分の行為を正当化するような言葉に、若干違和感を覚えたが、この事実を次の教訓に生かせるように、ありのまま綴ることにした。
震災の翳に隠れた卑劣な犯罪行為に目を背けず、読んでいただきたい。

街もモラルも完全崩壊

1995年(平成8年)1月17日午前5時46分、淡路島北部を震源として発生したマグニチュード7.3の兵庫県南部地震は、淡路島や兵庫県を中心に甚大な被害をもたらした。

フリーターでブラブラしていた23才のオレが1人暮らしをしていた神戸市市街地は壊滅し、悲惨な状態になった。

午前6時前、【ドドドォドドォン!!】という激しい音と振動に奮い起こされたオレは、何が起こったかわからないままでいた。な、なんや!!

暗闇の中で、テレビがズレ落ち、辺りものが倒れるような音がする。

電気をつけようとしても停電で蛍光灯すら点かない。目を凝らすと、コンポやCDラック、ローボードの上に置いていた熱帯魚の水槽などが倒れ、床が水浸しになっていた。

初めはあまりの揺れの激しさに飛行機でも墜落してきたのか思っていたが冷静に考えれば地震しかない。

ただならぬ状況に「この揺れで街は大丈夫か」そんな不安がよぎった。

懐中電灯を探り、ポータブルテレビをつけると、NHKで地震情報をやっている。

“頭に物が落ちてきて軽傷”“高齢者が転んでケガをした”など、そう騒ぎたてることもなく、淡々と状況を流しているだけ。

しかし、オレの自宅付近では近所の車の防犯ブザーと他のマンションの非常ベルがけたたましく鳴っている。懐中電灯を持って、外に飛び出す。

目の前には倒壊した家がゴロゴロ。まるで戦場のようだった。自分が住むワンルームマンションの前の道が盛りあがり、大きなヒビが無数に入っている。

マンションの住人がぞろぞろと出てきて、月明かりの下、ぶっ壊れた街を呆然と眺めていた。そのとき、

「くっ、クサっ!!」と誰かが言った。

ガスの匂いだ。自分たちの住む辺り一面をそれが覆っている。夜空の下では、火の手が目立つ。ヤ、ヤバいな、こりゃ。

南の方角に火の粉がみえ、オレは、慌てて逃げる準備をはじめた。

通帳や現金、カップラーメンなどを詰めたリュックを用意して、表へ出る。明るくなると惨状が明らかになってきた。

道路が波打って、大きな段差が生じていたり、線路がグニャグニャになって電車は通れない。

それに、いつもの風景の一部になっているはずのビルが“ピサの斜塔”をゆうに上回る斜めっぷりで、倒壊しかけている。度々襲ってくる余震で、建物はギーギーと音を立てた。

三宮のシンボル的な日本生命ビルの5階も押しつぶされている。

全壊した家屋に駆けつける救急車のサイレン。避難場所である小学校にむかう道すがらでペチャンコになった民家から「助けてくれ~」と声が聞こえてきた。慌てて逃げ出す。

高校進学のとき、この神戸で1人暮らしをはじめたオレは、和歌山の実家に安否を知らせる電話をかけようと思った。ファミリーマート前の公衆電話のパジャマ姿の人間の列に並ぶ。

「おい! 高木やないか!!」突然声をかけられ、振り返ると、高校時代からの悪友・城戸がいた。

「生きとったんかい、おまえ!!」

「みんなは?」

「三宮の小学校に避難してるわ! 行こか!」

混線した様子の電話を諦め、オレたちはすぐに小学校にむかった。

被災女を喰らう

家が全・半壊した住民は学校へ避難。避難所はごった返して、混乱していた。当分は体育館・教室などで寝起きしなければならないだろう。

そこにいたのは、旧友の伊藤、城戸の鳶職をやっている友人2人・アキラとタカオ。

「近所のオッサンが交通整理してても、車はひとつも動かん。陸の孤島や」

「神戸の街は火の海や! 神戸は終わったわホンマ」

いくつも煙が立ちのぼり、たくさんの炎があがる小学校周辺。水があるわけでもないし、食い物がマトモにあるわけでもない。

「ハラ減ったのう。そや、こんだけ建物が潰れてるんやから、スーパーに押し入ったらなんかあるやろ」

鳶のアキラが言う。罪悪感はあるものの、朝から何も喰っていない他のメンバーは同意し、廃墟の中をスーパー目指して歩いた。

天変地異や、このくらいは許されるやろ。

通りかかったコンビニでは、すでに男たちが押し入り、棚の商品すべてをかっさらっている。

「こんなとき、人間てのはおっそしい動物やなぁ~!ホンマ!」

そんなことをくっ喋りながら、半壊したスーパーを発見。狭く開いたドアから侵入して、食料品を物色する。先客がいたがお構いなしに、盗む。

トイレットペーパーや缶詰、野菜に佃煮など…。残すのは、花やペット用食品くらいのものだ。

その晩になっても、事態はひどくなるばかり。ヘリからのテレビ映像で観ると、木造家屋の多い地域の火災が特にひどい有様。

避難勧告も出されたようだ。一晩中報道番組で、阪神高速道路神戸線倒壊の映像と被害状況、膨大な数の死亡者名簿がタレ流される中、再び盗みに出かけたオレたち。

自炊するための道具を盗りに、次は民家がターゲットになった。

薄暗い1軒をみつけ、誰もいないことを確認すると、タカオがノブを捻った。鍵はかかっていない。

室内の物色をはじめると、ひと部屋の扉が開き、いないはずの住人が出てきた。

ヤ、ヤバいッ!!

「キャアァァ~!!」

この声は女。しかも若い。城戸が女に飛びかかり、悲鳴が止んだ。

完全にハマる

「おい、懐中電灯、こっちにむけろ!」

誰かの声で、光の輪が女の顔にむいた。それは今でいうと若槻千夏に似た10代の若い女だった。

女に絡みついた城戸の右手が女の口を押さえている。

自然とのびるアキラの手。その手は、女のピンクのニットをたくし上げた。

「オマエ以外、誰も居いへんな?」

首を縦にふる女の服が力いっぱい引きちぎられる。

【ビリビリリリリ!!】

露出したCカップほどの胸は、乳首の色も薄くてキレイだった。そのまま、むしゃぶりつくアキラ。

こんなことして…。でも…

「静かにせんかったら殺すゾ!!」

抵抗する女をオレまで無意識にに押さえこんでいた。

懐中電灯を持っているのは、伊藤。灯りが、女の体を舐めまわすように照らし出す。

パンツを脱がされた女のへそピアスが光る引き締まった腹。まばらなアソコの毛。

みんな、乳首をつねってみたりと興奮が隠せない。

オレのイチモツも尋常じゃないくらい怒張していた。

アキラが、下半身裸でチンポを押しつける。

嫌がる女の脚をムリヤリ開き、ねじ込む。

女の苦痛の表情と比例するようにスゴい速度で腰をふるアキラが鼻息荒く喘ぐ。

「お~お!濡れてきてる!この女のアソコ、ええわぁ!イク、イク~!!」

アキラのありえないほど大量のザーメンが女の胸に飛び散った。

次に城戸がのしかかる。4、5回腰を動かし、すぐに女の腹に出した。

オレも無意識のうちに、無抵抗になった女を襲っていた。

これがレイプか、なんやこの気持ちの良さは…。

充分に濡れた女のアソコがオレのモノを包んでしごく。

グチッ!グチッ!っと絡みつく肉壁。

今まで一番の最高のセックスだ。

「アカン!イ、イググゥゥ~!!」

オレは良心のかけらもなく、大量のザーメンを女の呆けたような顔にぶっかけた。

女を放置して、何事もなかったようにその家を離れるオレたち。

しかし、こんなことをして、警察は大丈夫なのだろうか、そんな不安を伊藤が打ち破った。

「警察は倒壊家屋などからの人命救助を優先してて、手が足りてない。

ここ1週間は何でもやり放題やぞ」

次の日のオレたちは、あのレイプの味を忘れられないでいた。

灘区の近くにある公園のベンチで余韻を楽しむ。

異常に神経が高ぶって、快楽に打ち震える射精の瞬間…。

公衆トイレに入ったタカオが「ちょっと来い!」とみんなを呼びつけた。便器にはすでに汚物が溢れかえり、とてつもない臭いを放っている。

そこを指差すタカオ。

「どこのトイレも一緒やろ?女はこんなトイレ嫌がって家に戻りたがりおる!待ち伏せ、せーへんか?」

度重なる余震におびえる女たちでも、ことトイレに関しては妥協できないだろう。

炊き出しのにぎり飯を握りしめ、オレたちは団地やワンルームマンションの階段踊り場で獲物を待った。

瓦屋根、木造、日本家屋は危険だから近づかない。

息を潜めて待つのは、鉄筋建ての建物ばかりだ。

ついに少女に…

さすがに、近くでやってはマズいと思ったのだろう。

みんなで避難所から離れた板宿の倒壊マンションの陰に隠れた。

夕方、中学あがりたてくらいに見える少女が大きな毛布を持って通りかかる。

舌なめずりしながら城戸が、少女に声をかけた。

「ねえねえ、こっちでミネラルウォーター配ってるでぇ!

「えっ、ホンマ?」

「こっちおいで!お兄ちゃん、ボランティアやから、連れて行ってあげるわ!」

「うん、アリガトウ!!」

純真無垢な少女を、鍵の開いたままのマンションの一室に連れ込み、全員で取り囲んだ。

オレは、さすがに勘弁して欲しかった。あまりに非道すぎる。

「どこの避難所? お父さんとお母さんは?」

水を手渡しながら、城戸が少女に訊く。

少女は、俯きながら答えた。

「お父さんもお母さんも家の下敷きで死んだ。おじいちゃんは家具が倒れてきて押しつぶされて死んでしもた…。独りでこれからどないして暮らしたらええんやろう…うぇうぇ…うわ~ん!!」

泣き出した少女の頭を優しくなでながら、城戸は少しずつ上着を脱がせはじめた。

「オマエ、本気で…?」

「犯らへんのやったら、むこう向いとけや…」

それから、背中をむけたオレの背後では、少女の啜り泣きとなだめる声、喜ぶ男たちの嬌声があがった。

この後、9日間ほど、そんな状況が続いた。

10日を過ぎると、ボランティアの自警団などが結成され、見回りも強化。

オレたちは、合計22人の女たちをレイプし、丁重に保護される被災者の中に紛れた。

魔がさしてオレがやってしまったこの犯罪は、家族を持った今では語ることさえ許されない。

話すのはこれが最後になるだろう。


最後まで話を訊き、私はのうのうと結婚し、女の子を儲けた高木に対して激しい怒りを感じた。

こんな身勝手な性犯罪者に汚される屈辱は女性にとって計り知れない。

最後に警告しておく。もし、大地震に見舞われたとしても、決して女性ひとりでは行動しないこと。

地震などで数日の時間が経過すれば、警察官の姿もちらほら見えるが、もし首都圏や大阪をマグニチュード7以上の地震が起こったとしたら…。

高木のような性犯罪者が被災者面で息を潜めて女たちを狙っている。


取材・文/丸野裕行(裏社会ライター)